ホームページなどで使う写真素材の利点はレイアウトに合わせてトリミングをしたり、全体の色を調節したり、または手書き風に変化を加えたりなど、自分好みにさまざまなアレンジを加えることができる点です。最近は写真やイラスト素材を加工するソフトの種類も豊富になり、初心者でも簡単にプロなみの技術を体験できるようになりました。

しかし、写真素材といえども無制限に手を加えてもよいわけではありません。写真素材を加工するさいには注意しなければいけないことがいくつかあります。
自分で撮影したり描いたりした写真やイラスト素材であれば、本人の所有物なので自由に加工しても問題はないのですが、素材サイトから得た作品などは制限される場合があります。使用料を払った素材であるとはいえそのまま使用することと加工して使用することとは違うのです。加工の不可は素材の作者や所有者の方針によって決められています。
「原型がわからなくなるほどの加工は不可」であるとか、加工可能と記載されていても「単独の素材に手を加えてもよいが、ほかの素材と合成するのは禁止」、「業者に加工を依頼することはNG」、また「加工後の素材を配布することは禁止」など細かな条件がついている場合もあります。
とくにフリー素材のサイトであれば、禁止事項や使用権についての注意が記載されているはずです。もし加工の可否が明記されていなければ問い合わせてみる必要があります。
写真素材の使用許可をもらうときに、加工に関しても確認しておくと安心して利用することができるでしょう。
ホームページに写真を掲載するさいに、ホームページのイメージに合うように写真素材としてさまざまにアレンジして掲載することができます。
とくにトップページは、ホームページ全体の顔ともいえる存在。もっとも個性を発揮できるページでもあり、また閲覧者に製作者のイメージを印象づけることができるページでもあります。思い通りにレイアウトを組み、魅せるページにしたくはありませんか。

写真素材は素材というだけあって、たとえば写真そのものを食材として見立てるとしたら、そこに自分好みの味付けをしたり、盛り付けに工夫をしたりしてページに彩りをそえることができます。
写真素材をホームページ用に加工するには実にさまざまな方法があります。カラー写真をモノクロやセピア色に変えるだけでもページ全体の雰囲気がノスタルジックな印象に変わるでしょう。ほかにも、平面である写真を立体的に見せる、スケッチ風にしたりイラスト調にしたりして、あえて写真とは違う印象にするなど、その手法は多様です。
加工に使うソフトでもっとも知られているのはアドビのフォトショップでしょうか。今ではフォトショップに勝るとも劣らない機能を持つソフトが数多く出ています。なかにはフリーで提供されているソフトもあり、自分の使い勝手のよい機能を安価で簡単に手に入れることができます。ぜひ個性豊かなページづくりに挑戦してください。
ただし写真素材集などから画像を借りた場合は、加工を始める前にまず使用許可を得たところの規約を確認しましょう。有料、無料問わず、使用許可を得ることと加工処理が可能であることは別です。規約の中に加工処理が不可と記載されているにもかかわらず加工してしまうと、それは契約違反となりますのでご注意を。